2006年10月14日 (土)

-歌舞伎探訪- <歌舞伎>の語源

【 歌舞伎探訪 : <歌舞伎>の語源 】


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<歌舞伎>の語源

 

  <歌舞伎>は、カブく=「傾く」 から生まれた言葉です。
  日常生活には見られない異様な振る舞いや装いを カブキ と呼び
  その振る舞いや装いをする人物を カブキ者 と言ったところに由来しています。
  ここから16世紀(安土桃山時代)当時、若者の中には奇抜な服装や髪型をして
  周囲を驚かせるやんちゃ者がいましたが、彼等は、「カブキ者」 と呼ばれました。
  また近年、…<歌舞伎>の醍醐味はケレン味のある演出… といわれるのは
  こうした背景があるからです。

   ※ケレン=「外連」
    大道具・小道具の仕掛けやからくりを駆使した見た目本位の演技・演出のことで
    「宙乗り・早替わり・引抜き・…」等、様々な技法があり、観客の意表を衝きますが、
    内容に乏しいといった観点から一時期、正当な芸風ではないと邪道扱いされました。
    しかし、最近の歌舞伎ブームの中では変化に富んだ演出として評価されています。


  <歌舞伎> という漢字そのものは当て字ですが、
  意味合いは、「い・う・」 といえます。 (伎=技芸や芸人のこと)
  当初は意味合いからも推察できるように、「伎」ではなく
  芸妓・舞妓等に用いられる「妓」の字があてがわれていました。
  歌舞伎が庶民の娯楽となった江戸期には両方を用い、
  明治期以降になって現在の表記 <歌舞伎> に統一されたと言われています。

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